スキー道具の手入れと注意点

冬になり、暖かい気温が続いていると言え、これから2月にはスキーシーズンのピークを迎えます。
スキーに行く方、既に行かれた方も注意して頂きたいのが、道具の手入れ、事故防止のヘルメット着用です。
ヘルメットの着用は義務ではないものの、スキー場に行けばほとんどと言っていい程の着用率で、以前このサイトでも紹介させてもらいました。

今回はスキーの板の手入れ。ワックスをかけたり、ビンディングの調整をしたり、スキーを長年されている方なら自分でされている方も多いかと思います。
しかし、注意して頂きたいのは、例えばオンラインショップなどでスキーを購入した場合、スポーツショップなどに持ち込んで、その人の体重とブーツのサイズに調整をしたというオフィシャルな証明(bfu)が必要で、調整を終えるとステッカーを貼られます。
bfu2014
義務ではないのですが、スポーツショップのスタッフによると、このステッカーがない状態でスキーに行き事故にあった場合、保険が下りない可能性があると言うこと。仮に保険が下りても、その額が下がるのは間違いないようです。
しかも、画像に2014とあるように、新しいスキー板でも、毎年必要で、いわば車の車検みたいなもの。
この調整は25フラン程ですが、各お店によっても違うので、新しいスキーや他人から譲ってもらったスキーをお持ちの場合は確認してみて下さい。
そのお店でスキーやスキー靴を購入した場合は、無料のケースが多いようです。
また、レンタルのお店で借りたものに関しては、当然調整済みですので心配はないようです。

それから、ビッグフットやスノーブレード、ショートスキーなどは、ビンディングの構造が違うため、この点検は不要なようです。ただし、このタイプで怪我をした場合は、保険会社の方でどのような扱いになるか、スキー板として認めていないなどの話しも聞きますので、加入の保険会社に確認するのが良さそうです。スピードは出ないタイプのスキーと言っても、危険度が下がる訳ではないのですので、同様の注意が必要です。

自分で道具の手入れをするのも楽しみの一つですが、ステッカー1枚がないために、多額の医療費や事故にかかる費用を負担しなければいけないのは、非常に痛手です。
コストの面よりも、やはり怪我をすることで、周りに迷惑もかかりますし、自己管理と思って万全の準備をして、スキーを楽しみたいものです。
スキーに行かれる方は、この機会に一度確認してみて下さい。