スイスの眼鏡店

 スイスでは、多くの人が眼鏡を作る際に、眼科に行って視力を検査し、その処方箋を持って眼鏡店に出向きます。もちろん眼鏡店にて視力を検査する事も可能ですが、目の病気の検査も含めて眼科へ行く方が多いようです。運転免許証取得のために、視力検査を受けた証明が必要ですが、これは眼鏡店でも発行してもらえます。

 眼科の先生は基本的には目の病気の専門家です。眼鏡やコンタクトレンズの度数を割り出す事が専門ではないので、処方された度数を眼鏡店に持ち込んで作ってもらうと、強すぎたり、あわなかったりという事が少なくないようです。眼鏡店では再度自分の目で良く見えるかを確認して、度数の強さなどは、眼鏡の専門家であるオプティカー(眼鏡士)に適切かを見てもらうのが良いでしょう。

 ただし、最近ではオートマチックの検眼機で測定し、その度数をそのままレンズの度数として使うところもあるようです。その場合は、度数が強すぎる事が多いようです。それは、目とレンズの間には当然スペースがあるためで、眼鏡のタイプによっても異なります。そのスペースを計算した上で度数を出さないと、あとで目の疲れる眼鏡になってしまうので、オートマチックだけの検眼は注意が必要です。

 コンタクトレンズも同様に、眼鏡の度数とは若干異なります。眼鏡のように目とレンズの間にはスペースがありません。よくあるケースが、コンタクトレンズを作りに行って、持っていた眼鏡の度数を測定し、検眼もしないでその度数をそのままコンタクトレンズの度数として使う事があります。これもたいていの場合は強すぎる度数として、目が疲れる原因となりますので、新たにコンタクト用の検眼をお願いすると良いでしょう。

 使い捨てのコンタクトレンズに関しては、日本で販売されているものと全く同じものもありますので、既にお持ちの場合はお店に聞いてみると良いでしょう。最近では乱視用の使い捨てコンタクトもありますので、使い捨てコンタクトを利用する人が増えました。眼鏡もコンタクトレンズも、微妙な見え具合を伝えるのに言葉の壁があってなかなか難しいですが、納得いくまで検査してもらうことをお勧めいたします。

<スイスの眼鏡店>
Fielmann
スイスに27店舗を構えるドイツのメガネチェーン。比較的低価格。コンタクトレンズも扱いがある。

Visilab
1時間で加工します!のポスターが目に付くメガネチェーン。セールもよく行うメガネ店。コンタクトレンズあり。

Mac Optic
スイスクオリティーがモットーのメガネチェーン。1998年開業で会社としてもまだ新しい。

KOCH OPTIK
1909年、チューリッヒの目抜き通りバーンホフシュトラッセに最初のお店を構えたスイスのメガネチェーン。

Ramstein Optik
バーゼル地区に2店舗構える、モード色の強いメガネ店。他店にはないような、お洒落なデザインのメガネが並ぶ。店内のインテリアにも非常にこだわっているお店。また、ポスターにはいつもメガネをしていない人が使われているのもユニーク。

<スイスの眼鏡ブランド>
スイスには日本でも流通している眼鏡デザインのブランドがあります。そんなスイス発の眼鏡ブランドをいくつか紹介します。

EyeMetrics
日本でも野球選手などをはじめ、スポーツ選手に人気のあるアイメトリクス。独自の測定器で、お客さんの顔の形を測定し、弾力のある特殊プラスチックの樹脂で作られたパーツを組み合わせて作るオーダーメイド眼鏡。金属が一切使われていない上、ねじもありません。特に動きの激しいスポーツ選手には、ずれない、汗でかぶれたり、金属アレルギーを起こす心配もないので、根強い人気があります。測定をしない、セミオーダータイプの「BASEL」もあります。

SWISS FLEX
こちらも金属を使わない、プラスチックの樹脂で作られた超軽量型の眼鏡。姉妹ブランドのEyephoricsもある。

GOTTI + NIEDERER
シンプルが一番という人にはお勧めの眼鏡デザイン。飽きのこないオーソドックスなデザインは、流行に惑わされる事もなく長く使える1本です。