BBQの季節、注意点

スイスもすっかり夏になりました。
この時期は、学校の夏祭りや、友人や家族と屋外でBBQをする機会も増えています。夏休み中よりも、夏休み前の方がBBQの機会が多いように思います。
この数年で、家庭用のガスボンベを使ったBBQグリルはかなり普及し、今やスイス人家庭のスタンダードな夏の調理器具となっています。ガスの取り扱いには十分注意が必要ですが、保管場所は庭かベランダになります。地下のケラー(物置)にはしまわないようにします。ガスボンベからグリルまで伸びるホースも、きちんと繋がっているか確認しましょう。

さて、外で火を起こす際に注意が必要なのは、各自治体の条例にもよりますが、例えばバーゼル地区では、指定されたBBQの場所以外では、地面に直接火を起こしてはならないという規定があります。足のついた簡易グリルを持っていけばBBQは可能ですが、実施する前に自治体の規定をHPなどで確認するといいでしょう。以前は大丈夫だったのに、規定が変わったのを知らずにBBQをして罰金なんてことにならないようにしたいです。

また、自治体が指定している森の中のグリルの場所には、薪が用意されている場合も多く非常に便利です。しかし、天気の良い日は競争率が高いので、朝早くに場所取りに行かないとダメな場合もあります。
予約ができるような場所ではないので、譲り合って利用したいものです。そうした場所では、ゴミ箱も設置されているので、出たゴミの処理も忘れずに帰りましょう。

スイスでは、ほとんどの公共のBBQの場所では、マナーも良くて綺麗にしようされている印象です。稀に酒に酔ったグループが使用して、散らかっている場合もあるにはありますが、比較的快適に利用ができるので、屋外でBBQを楽しむ際は、こうした公共のBBQスポットを探してみると良いかもしれません。