クレジットカードのコンタクトレス決済に注意

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この1、2年で、所有する銀行のカードやクレジットカードに、コンタクトレスのWIFIのマークがついたものに変わった。
お店のレジで決済の際に、サイン不要、カードリーダーでのパスワード決済も不要となり、機械にかざすだけで決済ができてしまうものだ。
ただし、40フランまでの買い物に適用される。

昨年、自身のカードもこれに変わったので、そのまま財布に入れていたが、なんとなく不安なので決済は通常の方法で支払っていた。
しかし、ある時、銀行のカードで支払おうとしたら、レジの女性がもうレシートを渡してきた。あれ?まだ支払っていないのに、と思ったら、最近は決済がコンタクトレスだから、それが反応したのではないの?と言われた。実際レシートを確認すると、自身のクレジットカード決済になっている。つまり、銀行カードで払おうとした際に、左手に持った財布を近づけすぎて、勝手に決済がされてしまったわけだ。

これは問題になるのでは?と思ったのも当然で、カード情報が無線で飛んでいるということは読み取りが可能だからだ。
つまり財布をすらなくても、近づいてカード情報を読んでしまえば、触らずして他人のカード情報を取得できる。
実際にスキミングできる機会を持って、エスカレータなどで実験をしている映像を見たが、実に簡単だ。

これを受けて、あるスイスの会社が、カード情報を読まれないようにするケースなどを開発し販売している。財布に入れて、カード情報を読まれないように遮断するものだ。
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参照:B-Safer/https://www.b-safer.com/de/

スマートフォンもそうだが、便利になった分、やはり弊害が出て、気をつけなくてはならない。
そもそも、決済がコンタクトレスになる必要はあるのだろうか?疑問ではある。