スイス国外での国際ローミング設定に注意

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夏休みに旅行でスイス国外を出る人も多いと思います。
そんな時に、普段持ち歩いているスマートフォンを使えるのは非常に便利です。
スイス国外に出ると、SMSでその国での通話、通信料金の案内が入ります。当然ながら、他国の電波を利用して電話なりインターネットをするので高額になります。
ここで注意したいのが、ローミング料金が1日になっているのか、MBごとの加算になっているのかでだいぶ変わってきます。これは国によって違うため、何カ国も移動する場合は忘れがちです。

実際に欧州内の他国で、スポーツの試合結果を見ただけで20フランの課金がされてしまった知人がいたり、気がつかずにいるとあっという間にメールの受信や画像の受信、ニュース速報などが入るたびに通信料を取られ、1日で50フランの課金になった人も周辺にいます。旅先ではなるべくパスワードのかかった、ホテルなどのwifiを利用すればいいと思いますので、気になる人は下記の設定が「オフ」になっているか確認してください。パスなしの無料で開放されているWifi接続はホテルでもご注意ください。

1、国際データローミング
これは、モバイルネットワークの設定からできますが、インターネットの回線をその国で利用することになりますので、この設定がオンになっていれば、自動的にデータを使用することになりますので、「オフ」もしくは「国内ローミング」に設定してください。
2、モバイルデータ
この設定でも「オフ」になっているか確認しましょう。利用したい時だけ「オン」にして利用すればメールの確認程度でまたオフにすればそれほど取られません。
3、テザリング設定
このテザリング設定が、結局一番データ通信を食うようですのでご注意。テザリングは自分のスマートフォンをモデム代わりにして、ノートPCやタブレットに接続する方法です。もちろんパスワードをかけるのですが、以前一度でもこの設定をしたことがあれば、その設定のままデータ通信がされてしまいます。忘れずにチェックするかパスの変更、もしくはこの設定はオフにしておくと一番安心です。

どの設定も皆さん一度は設定画面で見ているかと思いますが、スイス国外へ出た途端にこの方法でデータ通信を行うとかなりの高額になるので、ご旅行の際は一度確認しておくと良いでしょう。
または、ご利用のプロバイダーで、欧州で使用するプランや日本を含むアジア地域も入れたプランなどもあるようですので、相談してみるといいかもしれません。
もっとも、日本での利用は外国人向けのSIMカードが売っていたりして便利ですが、知らない国に行くとそれがどこで入手できるかわからない場合もありますし、お店で騙されて、結局ネット利用できなかったなんてことも起こります。
旅先では、つまらないことで時間を取られないよう、事前に調べると良いでしょう。

*旅先での無料wifi接続及びネットワークのご利用は、自己責任でお願いいたします。