スイスのスキーリフト/ゴンドラで

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スキーのシーズン、子供の学校の休みにあわせて、1週間や2週間、長期でスキー休暇を取る家庭も多いでしょう。
スキーをされる方なら、家族と離れて自由に一人で滑りたくなる事があると思いますが、そんな時はペアリフトやゴンドラで、見知らぬスキーヤーと頂上まで時間を過ごすことになります。
毎年スキーに行って思うのが、スイス人スキーヤーは、日本人である自分にも構わず話しかけてくるのです。最初はたまたまかと思ったのですが、どこのスキー場でも1日に1回は、乗り合わせたリフトで話しかけられます。

今シーズンもペアリフトで乗り合わせた、初老のスイス人男性にどこから来たの?と聞かれ、「日本人だけどスイスに住んでいます。」というと、なんと、「自分の兄弟も日本人と結婚していて、昨日は日本食のディナーに招かれたんだ!」と始まり、彼らは何年日本に住んで、今はスイスのどこにいて、どんな仕事をしているのかなど、馴れ初めなども含め、頂上につく頃には、見知らぬスイス人と日本の夫婦の半生を知ることになります。

あるときは、良いスキーブーツを履いているね!といわれて、このモデルはここが良いのだとか、まあそれはスキー場だけに、筋の通った会話の内容ですが、これも見知らぬ方です。

こんな感じで、なんとも気さくに話しかけてくるスイス人。ゴーグルやヘルメットをしていても、アジア人だとわかるはずなので、こちらがドイツ語を解するかどうかも構わず話してくるのには驚きますが、きっとおしゃべり好きな彼らのことですから、ドイツ語が出来なくても、英語に切り替えて話してくるでしょう。
仲良く話をしているスイス人が、ゴンドラの中にいても、実はたまたま乗り合わせた、見知らぬ者同士なのかもしれません。

皆さんも、スイス流リフト/ゴンドラの過ごし方を楽しんでください。
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