１１月３０日の国民投票（イニシアティブ）はの議題は主に３つ。
１、富裕層の優遇税廃止案
２、人口増加を制限させる、エコポップ（Ecopop）案
３、スイスの金（ゴールド）を守る
中でも大きな焦点となっている、人口増加をの制限案は、受け入れる移民数を制限し、政府の開発援助資金から１割程度を発展途上国の支援に充てると言う案。
しかし、反対意見では、移民の受け入れを制限すれば、スイス経済にも影響が出るとしている。介護職などに従事する外国人労働者は多く、高齢化社会にとっても、移民の制限は画策ではないという。
移民受け入れで、スイス人の雇用が脅かされるのか、労働力をスイス全体で下げてしまうのか。どちらも一理あるが、スイスの外国人労働者数を考えた場合、この案の指示はそれほど高くないと見られています。
富裕層の優遇税廃止案についても、廃止する事に寄って、外国人富裕層が出て行く事が予想出来る。
金（ゴールド）国民１人あたりの保有率が世界一のスイス人。スイス国立銀行による金の売却を禁止しようと言う案。
しかし、政府の銀行が売却出来なければ、フラン高などの際に対応出来なくなる恐れもある。
１１月３０日、これらの投票結果が分かる。
＊各カントンレベルのイニシアティブは除きます。
