2月17日午後、コソボがセルビアからの独立を宣言した。国旗も決まっており、欧米諸国はこれに伴い国家承認を行う予定。これに対しセルビアのコシュトニッツァ首相はコソボの独立を認めないと反発している。

 スイスでも多くの亡命コソボ人が町中でお祝いムードとなり、赤字に黒の鷲が描かれたアルバニアの国旗を掲げ、車で凱旋する様子が見られた。チューリッヒやジュネーブでは何千人という規模の人だかりとなった。

 ロシアも反対の姿勢をとっており、国連の動きも注目される。EUも復興支援に乗り出し、コソボ独立に協力する姿勢。いずれにしても歴史の1ページに刻まれた日になった。